介護の心構えと注意する点

高齢者の介護は先の見通しが立たず、一人で抱え込むと重荷に押しつぶされてしまいます。在宅介護の基本は何と言っても介護する人自身の健康管理です。



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介護の心構えと注意する点

介護スタッフとの付き合い方


自宅で親の介護をしている人にとって、頼れる助っ人となってくれるのが介護サービススタッフの存在です。

介護スタッフは介護のプロですから、お年寄りのお世話だけでなく、家族に有効な助言をもらえることもあります。

しかし中には他人との付き合いが苦手で、自宅に入るヘルパーさんとの付き合いに苦労している人もいるようです。

介護サービスを受けることで介護者の気苦労が増えていては、よい状況とは言えませんね。 では、介護スタッフとはどのように付き合っていくとよいのでしょうか。

まず介護スタッフに対しては、対等な立場で付き合う心構えが大切です。サービスにお金を払っているのだから、と強い口調で話したり、強圧的にならないように気をつけましょう。

困ったことができたからと言って、契約以外の内容を頼むのも無理な話です。またサービスの始めと終わりに簡単に挨拶をする心遣いがあれば信頼関係が保てますし、感謝の言葉を率直に伝えると介護スタッフにとって励みになります。

訪問系のサービスではスタッフを自宅に招き入れるため、何かと気を使いがちですが、あまり頑張りすぎるといつか無理が生じます。

スタッフが仕事をしやすいように、お年寄りの周囲を片付けますが、特別な仕度をする必要はありません。

トイレと洗面所はいつでも使えるように整理しておくと、衛生面からも安心でしょう。スタッフが仕事できるだけの整理がされていれば、他は気張らずにありのまま迎え入れるのがよいと思います。介護は長く続くことですから、あまり気張っていると不必要に疲れてしまいますよ。


介護の心構えと注意する点